2022/03/25 11:19
こんにちは。ONE LIFE の宮本です。
前回は動物性タンパク質がとても重要というお話をさせて頂きました。
今回はその中でも良質のタンパク質とは何かというお話です。
犬にとって質の高いタンパク質
消化率と生物学的利用能について言うと、必須アミノ酸を多量で与えるには動物由来と植物由来のタンパク質を組み合わせるのがよいのだそうです。牛肉、ラム肉、鶏肉単独では生物学的に利用可能なアミノ酸の最適比率を得ることができません。そのため市販されている高品質なドッグフードには一般的に、魚や魚粉、卵、畜産副産物などの他のタンパク源、または小麦やコーングルテンのような植物性タンパク質が添加されています。このように多岐にわたるタンパク源を供給することで、犬の体は実際に必須アミノ酸を利用できるようになり、結果的により優れた栄養を摂取することができます。
要するに必須アミノ酸をバランスよく摂取できるタンパク質ってことですね。
動物性タンパク質と植物性タンパク質の最も大きな違いは、必須アミノ酸のバランスです。
バランスがいい食品を示したアミノ酸スコアというものがあります。
それでは動物性・植物性のアミノ酸スコアを見てみましょう。
動物性食品のアミノ酸スコア
食品 | アミノ酸スコア |
鶏肉 | 100 |
牛肉 | 100 |
豚肉 | 100 |
牛乳 | 100 |
鶏卵 | 100 |
あじ | 100 |
まぐろ | 100 |
植物性食品のアミノ酸スコア
食品 | アミノ酸スコア |
小麦 | 42 |
玄米 | 64 |
精白米 | 61 |
そば粉(全層粉) | 100 |
大豆 | 100 |